アイスはどのくらいの速さで溶ける? 35℃・40℃・45℃・55℃で実験
ライフ
棒付きの氷アイスを35℃・40℃・45℃・55℃の気温に設定されたサウナに5分間いれ、どのくらい溶けるのか実験を行いました。気温が高いほど「液体状になるのが早い」「棒が取れやすい」「全体的に柔らかくなる」という結果になりました。
実験の条件
各温度に設定されたサウナに氷アイスを5分間入れ、どのくらい溶けるのか実験を行いました。
サウナの設定温度は、猛暑日の基準である35℃、酷暑日(※)の基準である40℃、近い将来日本で観測されそうな気温である45℃、公認された世界最高気温(1913年にアメリカのカリフォルニア州デスバレーで観測された56.7℃)に近い気温の55℃です。サウナの湿度は概ね30%台でした。
(※)「酷暑日」は日本気象協会独自でつけた名称であり、気象庁が定義しているものではありません。
思ったより原型を留める氷アイス、しかし早く食べた方が良い
35℃以上と暑い環境にもかかわらず、氷アイスは思ったよりも暑さに耐え、原型を留めました。
35℃では、氷アイスを持ち上げると一部がぽたぽたと水滴になって落ちました。35℃では食べる時間に少し余裕がありそうです。
40℃では、棒で氷アイスを持ち上げることができないくらい溶けていました。
45℃では40℃ほど溶けはしなかったものの、やはり一部が液体状になっていました。アイスにも個体差があるのかもしれません。
55℃では全体的に溶けて柔らかくなっていました。「氷アイス」というよりは「飲み物」となっており、通常の食べ方では難しいので、55℃の環境ではコップやお皿に入れて食べるのをおすすめします。
暑い日に食べたくなるアイスですが、暑い中食べると早く溶けてしまうので、やはり早めに食べるのが最善でしょう。
※実験は特別な許可を得て撮影しています、真似をしないようにお願いします。