爽やかな青空、盛りの新緑、色とりどりの花々。そんな中、可憐な白い花をさかせているのはサンザシたちです。
サンザシはバラ科、中国原産の落葉低木で、朝鮮半島経由で1734年に薬用植物として、日本に伝わりました。果肉とタネは健胃、整腸剤として用いられ、魚の中毒をけすとされ、漢名は山査子で、日本ではその読みが、そのまま和名として使われるようになりました。ヨーロッパではセイヨウサンザシが、生け垣や街路樹として多く栽培され、5月の花メイフラワーとして愛されています。
本日は、この季節は花を愛で、秋には果実や紅葉を楽しみ、漢方や美容健康の食品・飲料としても親しまれているサンザシについてせまります。