大暑を迎え、夏の土用の期間に入っています。
五行では、春に木気、夏に火気、秋に金気、冬に水気を割り当てて、四立(立夏・立秋・立冬・立春)の直前約18日間の季節の変わり目に、土の気を割り当て「土用」としています。土の気は乱れやすいため「土用」「土旺用事」の期間は土を掘る、いじるなどの土木工事や農作業を控え注意を要すとされてきました。夏の土用は、例年であれば梅雨が明け、夏の暑さ本番時期。そんな時期に、鰻を食べると夏負けしないと「土用の丑の日」のキャッチコピーを考えたのが平賀源内というのが通説です。
もう頂きましたか、鰻?今年は「一の丑」「二の丑」があり、二の丑は8/2。
さて、夏の土用に食べたら良いとされるものは、「う」がつくものならよいそうで「うま(馬肉)」「う(牛肉)」「うさぎ」「うどん」「うり」「梅干し」などが挙げられています。
本日7月30日は「梅干しの日」。「梅干しを食すと難(7)が去る(30)」という言い伝えに基づき、作られました。梅干し料理をSNSにアップして楽しみながら毎年食している方もいるようです。本日は、梅干しの魅力に迫ります。