花火写真を撮影する場合は、必ずM(マニュアル)モードで!自分で明るさを設定して撮影しましょう。というのも、オートモード(P、S、Tv、A、Av含む)だと、カメラが判断した明るさでコロコロと設定が変わってしまい、うまく写真を撮ることが難しいから。一眼レフやミラーレスカメラであれば、カメラ上部のダイヤルでMモードに変更できますし、コンパクトデジタルカメラでも撮影設定からMモードを設定することができます。このあたりは以前に書いた「
夏祭りで上手に写真を撮る5つのコツ」をご覧ください。
〇おすすめの設定
続いて、おすすめのカメラ設定。
・F値(絞り) 8~11
・ISO(イソ) 100~400
→ ノイズが出るためなるべく小さな値のほうがよい
・SS(シャッタースピード) 5秒~15秒
→ 花火の打ちあがる頻度によって調整、B(バルブ)設定にして自分でシャッターを開け閉めしながら撮影するとなおGood。
上記の設定を基本としながら自分の好みの明るさを探しましょう。花火撮影は夜なので明るく撮れる設定でなければいけないのでは?と思う方もいるかもしれませんが、花火自体めちゃめちゃ明るい(なんせ火ですから)ので、少し暗めかな?くらいの設定のほうが花火の色合いがしっかり写真に写ります。
また、写真のサイズは一番大きなサイズに設定しておきましょう。後からトリミングして構図を変更するにも使い勝手がいいのでおすすめです。写真をPhotoshopやLightroomなどのソフトで現像される方はRaw形式で撮影しましょう。白飛びや黒潰れなどを後のデジタル現像で調整する際に、最終的な写真の奥行や解像感が段違いです。