雌阿寒岳の火山の状況に関する解説資料
レベル2(火口周辺規制)
火山名 | 雌阿寒岳 | |
---|---|---|
警戒レベル等 | レベル2(火口周辺規制) | |
位置・標高 | 北緯43度23.18分 東経144度00.52分 標高1499m |
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
火山活動の状況及び予報警報事項
雌阿寒岳では、火山活動が活発な状態で経過しています。
7月26日からポンマチネシリ火口付近の浅いところを震源とする、身体には感じない程度の微小な火山性地震の多い状態が続いています。
また、ポンマチネシリ火口付近では、地熱域が拡大し噴煙の勢いが増加しているのが認められています。
全磁力連続観測によると、ポンマチネシリ96-1火口近傍の地下では、2015年3月中旬以降熱活動が活発化している可能性があります。
7月26日以降の火山性地震の発生回数(速報値)は以下のとおりです。
火山性地震
7月26日から31日 482回
8月 1日 42回
2日 26回
3日 16回
4日 20回
5日 27回
6日 23回
7日 34回
8日 30回
9日(15時まで) 23回
火山性微動は観測されていません。また、地殻変動観測では特段の変化は
みられません。
本日(9日)は天候不良のため、噴煙の状況は不明です。
7月26日からポンマチネシリ火口付近の浅いところを震源とする、身体には感じない程度の微小な火山性地震の多い状態が続いています。
また、ポンマチネシリ火口付近では、地熱域が拡大し噴煙の勢いが増加しているのが認められています。
全磁力連続観測によると、ポンマチネシリ96-1火口近傍の地下では、2015年3月中旬以降熱活動が活発化している可能性があります。
7月26日以降の火山性地震の発生回数(速報値)は以下のとおりです。
火山性地震
7月26日から31日 482回
8月 1日 42回
2日 26回
3日 16回
4日 20回
5日 27回
6日 23回
7日 34回
8日 30回
9日(15時まで) 23回
火山性微動は観測されていません。また、地殻変動観測では特段の変化は
みられません。
本日(9日)は天候不良のため、噴煙の状況は不明です。
防災上の警戒事項等
ポンマチネシリ火口から約500mの範囲では、ごく小さな噴火に伴う弾
道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
風下側では火山灰や小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意
してください。
道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
風下側では火山灰や小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意
してください。
次の火山の状況に関する解説情報は、10日(月)16時頃に発表の予定です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。