雌阿寒岳の火山の状況に関する解説資料
レベル2(火口周辺規制)
火山名 | 雌阿寒岳 | |
---|---|---|
警戒レベル等 | レベル2(火口周辺規制) | |
位置・標高 | 北緯43度23.18分 東経144度00.52分 標高1499m |
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
火山活動の状況及び予報警報事項
雌阿寒岳では、火山活動が活発な状態で経過しています。
ポンマチネシリ火口付近の浅いところを震源とする、身体には感じない程度の微小な火山性地震は、8月下旬以降1日あたり10回程度以下で推移していますが、2015年4月中旬以前の活動と比べてやや多い状態です。
全磁力連続観測では、ポンマチネシリ96-1火口近傍の地下における熱活動の活発化の可能性を示す全磁力の変化が継続しています。
10月2日から本日(5日)にかけて、ポンマチネシリ96-1火口の噴煙の高さは火口縁上300m以下で経過し、特段の変化は認められません。
火山性微動は観測されていません。また、地殻変動観測では特段の変化はみられません。
火山性地震の発生回数(速報値)は以下のとおりです。
火山性地震
9月29日 9回
30日 2回
10月 1日 5回
2日 2回
3日 6回
4日 7回
5日(15時まで) 1回
ポンマチネシリ火口付近の浅いところを震源とする、身体には感じない程度の微小な火山性地震は、8月下旬以降1日あたり10回程度以下で推移していますが、2015年4月中旬以前の活動と比べてやや多い状態です。
全磁力連続観測では、ポンマチネシリ96-1火口近傍の地下における熱活動の活発化の可能性を示す全磁力の変化が継続しています。
10月2日から本日(5日)にかけて、ポンマチネシリ96-1火口の噴煙の高さは火口縁上300m以下で経過し、特段の変化は認められません。
火山性微動は観測されていません。また、地殻変動観測では特段の変化はみられません。
火山性地震の発生回数(速報値)は以下のとおりです。
火山性地震
9月29日 9回
30日 2回
10月 1日 5回
2日 2回
3日 6回
4日 7回
5日(15時まで) 1回
防災上の警戒事項等
ポンマチネシリ火口から約500mの範囲では、ごく小さな噴火に伴う弾
道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
風下側では火山灰や小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意
してください。
道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
風下側では火山灰や小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意
してください。
次の火山の状況に関する解説情報は、9日(金)16時頃に発表の予定です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。