十勝岳の火山の状況に関する解説資料
レベル1(活火山であることに留意)
火山名 | 十勝岳 | |
---|---|---|
警戒レベル等 | レベル1(活火山であることに留意) | |
位置・標高 | 北緯43度25.06分 東経142度41.18分 標高2077m |
<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
19日に継続時間の短い火山性微動が1回観測されました。
十勝岳では、一時的な火山性地震の増加や継続時間の短い火山性微動が観測されています。今後の火山情報に注意してください。
19日に継続時間の短い火山性微動が1回観測されました。
十勝岳では、一時的な火山性地震の増加や継続時間の短い火山性微動が観測されています。今後の火山情報に注意してください。
火山活動の状況及び予報警報事項
19日に継続時間の短い火山性微動が1回観測されました。火山性微動の発生前後で火山性地震の増加はなく、62-2火口の噴煙の状況にも特段の変化はありませんでした。
十勝岳では、5月29日以降、一時的な火山性地震の増加や継続時間の短い火山性微動が観測されています。火山性地震や火山性微動は、62-2火口付近の浅い所で発生していると考えられます。
最近一週間の火山性地震、火山性微動の発生状況は、次のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震 火山性微動
6月14日から18日 12回 0回
6月19日 1回 1回
6月20日15時まで 5回 0回
監視カメラによる観測では、62-2火口や振子沢噴気孔群では2015年以降、噴煙高のやや高い状態が続いています。
GNSS連続観測では、2006年以降、62-2火口直下浅部の膨脹を示すと考えられる変動が観測されています。
十勝岳では火山活動に高まりが認められますので、今後の火山情報に注意してください。
十勝岳では、5月29日以降、一時的な火山性地震の増加や継続時間の短い火山性微動が観測されています。火山性地震や火山性微動は、62-2火口付近の浅い所で発生していると考えられます。
最近一週間の火山性地震、火山性微動の発生状況は、次のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震 火山性微動
6月14日から18日 12回 0回
6月19日 1回 1回
6月20日15時まで 5回 0回
監視カメラによる観測では、62-2火口や振子沢噴気孔群では2015年以降、噴煙高のやや高い状態が続いています。
GNSS連続観測では、2006年以降、62-2火口直下浅部の膨脹を示すと考えられる変動が観測されています。
十勝岳では火山活動に高まりが認められますので、今後の火山情報に注意してください。
防災上の警戒事項等
十勝岳では、2006年以降、山体浅部の膨脹が継続する中で、噴煙高の高い状態、地熱域の拡大や温度上昇、地震の一時的な増加など、火山活動の活発化を示唆する現象を観測していますので、今後の火山活動の推移に注意が必要です。
登山者などは地元自治体などの指示に従って火口付近など危険な地域には立ち入らないでください。
登山者などは地元自治体などの指示に従って火口付近など危険な地域には立ち入らないでください。
次の火山の状況に関する解説情報は、21日(木)16時頃に発表の予定です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。