十勝岳の火山の状況に関する解説資料
レベル1(活火山であることに留意)
火山名 | 十勝岳 | |
---|---|---|
警戒レベル等 | レベル1(活火山であることに留意) | |
位置・標高 | 北緯43度25.06分 東経142度41.18分 標高2077m |
<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
十勝岳では、7月2日以降、一時的な火山性地震の増加や火山性微動は観測されていません。火口等の状況にも特段の異常は認められませんでした。これらのことから、6月11日以降発表していた火山の状況に関する解説情報(臨時)はこれで終了しますが、今後の火山活動の推移には注意が必要です。
十勝岳では、7月2日以降、一時的な火山性地震の増加や火山性微動は観測されていません。火口等の状況にも特段の異常は認められませんでした。これらのことから、6月11日以降発表していた火山の状況に関する解説情報(臨時)はこれで終了しますが、今後の火山活動の推移には注意が必要です。
火山活動の状況及び予報警報事項
十勝岳では、5月29日以降、一時的な火山性地震の増加や継続時間の短い火山性微動が観測されていましたが、7月2日以降観測されていません。
11日から12日に実施した現地調査では、62-2火口や振子沢噴気孔群の状況は6月に実施した現地調査と比較して変化はなく、火山活動がさらに高まる様子は認められませんでした。
十勝岳では、2006年以降の山体浅部の膨張が継続する中で、噴煙高の高い状態、地熱域の拡大や温度上昇、地震の一時的な増加など、火山活動の活発化を示唆する現象が観測されていますので、今後の火山活動の推移には注意が必要です。
11日から12日に実施した現地調査では、62-2火口や振子沢噴気孔群の状況は6月に実施した現地調査と比較して変化はなく、火山活動がさらに高まる様子は認められませんでした。
十勝岳では、2006年以降の山体浅部の膨張が継続する中で、噴煙高の高い状態、地熱域の拡大や温度上昇、地震の一時的な増加など、火山活動の活発化を示唆する現象が観測されていますので、今後の火山活動の推移には注意が必要です。
防災上の警戒事項等
十勝岳では、2006年以降、火山活動の活発化を示唆する現象が観測されていますので、今後の火山情報に注意してください。
活火山であることから、火口内に影響する程度の噴出現象は突発的に発生する可能性がありますので、地元自治体などの指示に従って火口付近などの危険な地域には立ち入らないで下さい。
活火山であることから、火口内に影響する程度の噴出現象は突発的に発生する可能性がありますので、地元自治体などの指示に従って火口付近などの危険な地域には立ち入らないで下さい。
火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。