口之島の火山情報
火山名 | 口之島 (くちのしま) |
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警戒レベル等 | 活火山であることに留意 | |
位置・標高 | 前岳 北緯:29.97度 東経:129.93度 標高:628m 燃岳 北緯:29.96度 東経:129.93度 標高:425m |
口之島について
口之島は、九州の南方に連なるトカラ列島の北端に位置しており、北北西-南南東方向に延びた長径約7km、短径約3kmの火山島である。北方には口永良部島や薩摩硫黄島があり、南方には中之島や諏訪之瀬島がある。トカラ列島では数少ない角閃石安山岩~デイサイトからなり、溶岩ドームの集合した火山島である。島の中央部には最高峰である前岳がそびえており、その南東斜面にはずり落ちたような急な滑落崖が発達している。前岳と南東端のタナギ山の間には、燃岳という溶岩ドームがあり、その表面は塊状の溶岩地形が鮮明である。山頂付近にはかすかな噴気も認められるが、噴火記録はない。燃岳の周辺には、溶岩ドーム出現に先立って噴出したと思われるサージ堆積物と、ドーム出現後に噴出した火砕物が堆積している。これらが鬼界アカホヤ火山灰(約7300年前)には覆われていないことと周辺の火山灰の層序から、比較的新しい時代(数千年前以降)の噴火による降下火砕物であると推定されている。島民140名(平成16年)。
※気象庁ホームページより
噴火警報・予報
2012年2月以降ありません |
火山の状況に関する解説資料
2012年2月以降ありません |
噴火に関する火山観測報
2012年2月以降ありません |
※2015年12月から(平常)のキーワードについては(活火山であることに留意)に変更しました。