週間 発達する低気圧に警戒 週末には再び寒気
あす 荒れた天気に
【前線が通過する前】
低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が不安定になります。局地的に雷を伴って雨脚が強まるでしょう。また竜巻などの突風の吹くおそれがあります。雨でも気温が高く、東北や北海道も雪ではなく雨になりそうです。雪が多く積もっている所では、雪どけによる低い土地の浸水や川の増水、雪崩、屋根から落ちる雪などに注意して下さい。
【前線が通過した後】
前線が通過して雨がやんだあとは風向きが西または北に変わり、冷たい空気が流れ込んできます。天気は回復しますが風の強い状態が続き、気温よりも寒く感じられるでしょう。
週末には寒気が流れ込む
12日(木)は、沖縄と九州から東北南部は晴れて、日中は暖かくなりそうです。東北北部や北海道は、日本海側で雪の降る所があるでしょう。
その後、13日(金)から14日(土)にかけて、再び本州付近を低気圧が通過。西から雨の範囲が広がりそうです。
15日(日)は冬型の気圧配置に変わり、11日(水)よりも冷たい空気が流れ込みます。平地で降れば雪になるような強い寒気(上空1500メートル付近でマイナス6度以下)が山陰付近まで流れ込む見通しです。日本海側は冷たい雨や雪が降り、晴れる太平洋側も、寒く感じられるほど。まだまだ冬のコートが活躍しそうです。