きょう9日の関東甲信 山沿いを中心に天気急変 雷雲が近づく3つのサインに注意
晴れていても 突然の雷雨に注意
関東甲信は、台風4号から変わった低気圧や上空の寒気の影響で、大気の状態が不安定になるでしょう。気温が上がる午後は地上と上空との気温差が大きくなり、山沿いを中心に雷が発生する確率が高くなっています。長野県と山梨県の県境付近では濃いオレンジ色で、特に高い確率です。
発雷確率が高いほど雨雲が発達しやすく、雷を伴った激しい雨の降る所があるでしょう。道路が川のようになるほどの雨の降り方で、屋外や山のレジャーを予定されている方は、空模様の変化に注意してください。
真夏日が続く
東京都心は午前4時前に21.8℃まで気温が下がりましたが、午前8時には25.4℃。日が昇ってからは気温がグングン上がっています。きょう9日も気温の上がり方が速く、熱中症対策が欠かせません。喉が渇く前に水分をとり、無理をせずエアコンを使いましょう。
雷雲が近づくサイン その時どうする?
雷雲が近づくサインは3つ。「真っ黒い雲が近づく」「ゴロゴロと雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹く」です。このような変化を感じたら、まもなく激しい雨が降ったり、雷が鳴ったりする恐れがありますので、すぐに安全な所へ避難してください。
雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。
単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。