3日 秋雨前線停滞 九州から東海で局地的に激しい雨 台風から遠くても大雨に警戒
秋雨前線による雨 続く
一方、九州から関東付近にかけては秋雨前線が停滞しています。夜にかけて次第に北上しますが、前線に向かって台風周辺からの暖かく湿った空気が流れ込むため、雨雲が発達しやすい状態が続きそうです。九州から東海では雨が降りやすく、局地的には激しい雨が降るでしょう。東海では岐阜県や紀伊半島周辺などで非常に激しい雨が降って、道路が冠水するおそれもあります。
関東や東北も所々で雨が降りそうです。一時的に雨脚が強まる可能性があります。外出の際には、折りたたみの傘があると良いでしょう。
予想降水量
沖縄地方 250ミリ
東海地方 200ミリ
奄美地方 150ミリ
九州北部地方 120ミリ
九州南部、四国地方 100ミリ
あさって5日6時までの24時間降水量(多い所)
九州北部地方、九州南部、沖縄地方 100ミリから200ミリ
東海地方、近畿地方、四国地方、奄美地方 100ミリから150ミリ
線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。特に沖縄地方では土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要です。
最新の情報 どこを見たら 何がわかる?
①雨雲レーダーをチェックしましょう。「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。
②雷レーダーをチェックしましょう。雨雲レーダーと同じように使えます。また、雷が予想されている所では、落雷だけでなく、竜巻などの突風の可能性も高まっていて、ひょうにも注意が必要です。
③注意報・警報をチェックしましょう。発表されている注意報・警報の種類によって、どんな現象に注意・警戒しなければならないか、わかります。注意警戒事項には、いつまで注意・警戒すべきか、ということも書いてあります。