関東甲信 今日14日は日差し復活 週末にかけて日ごとに暑く 熱中症に注意
内陸から天気回復
最高気温は22℃前後の所が多く、この時期らしい陽気でしょう。前橋は25℃と、昨日13日(月)より6℃も高くなりそうです。長野は28℃と、夏の暑さでしょう。朝晩は内陸ほどヒンヤリするため、ジャケットなど羽織るものでうまく調節をしてください。
高温傾向 続く
18日(土)の最高気温は、東京都心や横浜で28℃、さいたまは前橋は29℃と、7月上旬並み。甲府や長野は30℃と、真夏日の予想です。強い日差しを遮る工夫や、熱中症対策が欠かせません。
昨日13日(月)、気象庁から「高温に関する早期天候情報」が発表されました。情報の対象期間は19日(日)~27日(月)で、関東甲信地方は19日(日)頃から「かなりの高温」になりそうです。来週にかけても、暑さがしばらく続くため、体調管理にご注意ください。
※かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +2.1℃以上
熱中症を引き起こす条件
1つめは「環境による条件」です。その日の気温が高いだけでなく、急に暑くなった日や、熱波の襲来も危険です。また、湿度が高い、風が弱い、日差しが強いといった気象条件も、熱中症を引き起こします。締め切った室内やエアコンがない所といった環境も、熱中症には特に注意が必要です。
2つめは「体による条件」です。高齢者や乳幼児、体に障害がある方は、周りの方が特に気をつけてあげてください。肥満や持病(糖尿病、心臓病、精神疾患など)のある方も、熱中症にかかるリスクが高まります。低栄養状態、脱水状態の方は、体にこもった熱を、効率良く体の外へ逃がせなくなるおそれがあります。二日酔いや寝不足などの体調不良でも、熱中症にかかりやすくなってしまいますのでご注意ください。
3つめは「行動による条件」です。激しい運動をしたり、慣れない運動をしたりすると体内で熱が発生しますが、その熱が体の中にこもったままだと、熱中症にかかりやすくなります。長い時間の屋外作業や水分補給がしにくい状況も、熱中症を引き起こす原因になりますので、十分お気を付けください。