24日 朝から30℃超えが続出 急な暑さで熱中症のリスク高まる 東京は「危険」
本州で今年初 茨城県で熱中症警戒アラート
熱中症情報では、那覇と東京で一番上のランク「危険」、鹿児島や大阪、名古屋、仙台などで「厳重警戒」です。また、沖縄県の八重山地方と鹿児島県、茨城県に熱中症警戒アラートが発表されています。奄美地方を除く鹿児島県と茨城県で熱中症警戒アラートが発表されるのは、今年初めてのことです。
静岡・前橋などで猛暑日予想
昨日23日より、10℃以上高い所もあり、熱中症にかかるリスクが高くなります。また夜になっても、25℃以上で経過する所が多く、暑さを感じる時間が長いでしょう。
熱中症にならないよう、こまめに水分をとり、適度に塩分もとるよう心がけてください。また、エアコンを使って、部屋を涼しくするなど、対策が必要です。
熱中症の応急処置
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。