2日は寒さ和らぐ 3月並みの所も 3日は日本海側で雪エリア拡大 Uターンに影響は
日本海側 3日から雪の範囲が広がる
太平洋側は、広い範囲で晴れるでしょう。山沿いや内陸で雪や雨の降る所がありますが、ごく一部となりそうです。日中は日差しがたっぷりで、空気の乾いた状態が続くでしょう。火の取り扱いにご注意ください。沖縄は雲が広がりやすく、先島諸島を中心に雨の降る時間がありそうです。
道路の気象影響予測では、北海道や東北は赤色の時間帯が多く、北陸は4日(土)の午前中に最も影響が大きい紫色の時間帯があり、積雪や凍結などによる路面状況の悪化に注意、警戒が必要です。関東甲信は4日(土)、東海や四国は3日(金)の午後に、影響度が大きくなるでしょう。峠越えをする車は必ず冬用タイヤを装着し、いつも以上に安全運転を心がけてください。
2日の朝は冷え込む 3日は風冷え
3日(金)は寒気の流れ込みが強まるため、お正月らしい寒さの所が多くなりそうです。冷たい北よりの風が強まり、実際の気温よりも寒く感じられるでしょう。札幌の最高気温はマイナス2℃と、凍てつく寒さに。水道の凍結にも注意が必要です。
冬道の運転 注意するキーワードは「ふゆとじこ」
(1)冬道装備をしっかりと行いましょう。早めに冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意したりしましょう。雪道運転はバッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。
(2)ゆっくりと慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に気温が低いと、普段、慣れている道でも思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら凍結している恐れがありますので、油断しないでください。
(3)時には迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを一時的に変更するのも良いでしょう
(4)時間に余裕をもって出発しましょう。慌てると、凍結した道路でもついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。
(5)こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が、急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。
5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。