17日の花粉飛散量 九州から東北で「少ない」 24日以降に増加か ピーク近づく
スギ花粉の飛散量は?
ただ、少ない量の花粉でも、敏感な方はマスクなどで対策を心がけてください。
週末にかけても「少ない」
東京都の過去10年間の飛散傾向では、2月下旬になるとスギ花粉の飛散量が日に日に増えていき、3月中旬までが最も多くなっています。花粉の飛散量は天気や気温によって変わりますが、スギ花粉のピーク入りは近づいています。
花粉が飛びやすい条件
① 「晴れて気温が高い日」
スギの雄花は気温が上がると花が開きやすくなります。さらに、晴れて気温が高い日は、上昇気流が発生しやすく、花粉が舞い上がりやすくなります。
② 「空気が乾燥して風が強い日」
湿度が高いと、花粉が湿気を吸って重くなるため、遠くまで飛びにくくなります。一方、空気が乾燥して風が強い日は、都市部から離れた森林からも花粉が飛んできやすくなるため、いっそう注意が必要です。
③ 「雨の翌日以降や気温の高い日が2~3日続いた後」
雨の翌日以降は、雨の日に飛散しなかった分と、その日に飛散する分が重なって、より多くの花粉が飛びやすくなります。さらに、雨で地面に落ちた花粉が舞い上がることもあり、いっそう飛散量が多くなるといわれます。また、気温の高い日が2~3日続いた後も花粉がより多く飛びやすくなります。
花粉症の方は、毎日の天気予報をチェックして、花粉に備えてください。