19日は黄砂が飛来 症状悪化に注意 スギ・ヒノキ花粉の飛散は5月上旬ごろまで
東海 ヒノキ花粉が大量に飛ぶ日も
東海の花粉飛散量は、4月下旬には減少し、各地でスギ、ヒノキ花粉の飛散は終息に向かいそうです。ただ、5月上旬ごろまでは各地で花粉がわずかに飛ぶ日があるでしょう。
一方、北海道のシラカバ花粉は、札幌など多くの所で4月下旬に飛散開始となる見込みです。5月にかけて飛散が続くでしょう。ゴールデンウィークには本格的な飛散となる所が多い見込みです。シラカバ花粉に敏感な方は、万全な対策をしてお過ごしください。
19日 黄砂が飛来するエリアは?

環境省によりますと、黄砂の飛来によって、呼吸器や循環器に係る疾患の症状の悪化が指摘されています。黄砂の濃度は濃いものではないですが、注意が必要です。
黄砂や花粉を防いで快適な生活を
① 外から帰った時には、玄関を入る前に洋服や髪の毛についた花粉をしっかりと払い落としましょう。花粉症でない方も、普段からこの習慣を心がけていただきたいものです。
② 室内を換気する際は、窓を大きく開けると、その分、花粉も室内に入りやすくなってしまいます。窓を10センチ程度開けてレースのカーテンをするだけでも、部屋の中に入ってくる花粉の数を、窓を全開にした時と比べておよそ4分の1に減らすことができるという実験結果もあります。窓を開ける幅は少しでも構いませんので、なるべく換気しながら花粉を防ぎましょう。
③ 洗濯物や布団は、できるだけ室内に干しましょう。花粉対策だけでなく、黄砂対策にも効果的です。その際、空気清浄機がある方はぜひ一緒に使ってください。綺麗な空気の中で洗濯物や布団を乾かせば、より快適に過ごせそうです。