3日の日中は行楽日和 沖縄~関東で最高気温25℃以上の夏日も 暑さや紫外線対策を
日中は広く晴天 夜は日本海側を中心に雨も
天気が下り坂となるエリアは、沖縄や九州、中国地方。沖縄県の先島諸島は、早い所では昼前から雨が降り、雷雨になることもあるでしょう。沖縄本島地方や大東島地方は、日中いっぱい晴れる見込みです。九州と中国地方は昼頃から次第に雲が広がり、夜は九州北部や山陰を中心に雨が降るでしょう。北陸と東北は雨が降っている所も次第にやんで、日差しが届きそうです。ただ、夜は日本海側で再び雨の降る所があるでしょう。
関東以西で夏日も 熱中症対策を
沖縄や九州から関東甲信では、最高気温が25℃以上の夏日になる所もあるでしょう。東京都心は昨日2日より6℃も高く、25℃の予想。東京都心で25℃以上になれば、12日ぶりの夏日となります。宮崎や大分県の日田、甲府など、28℃前後まで上がる所もあるでしょう。体がまだ暑さになれていない時期で、熱中症にかかるリスクが高まります。こまめな水分補給や休憩を心がけましょう。
北陸や東北は20℃前後の所が多くなりそうです。秋田や青森など、昨日2日より大幅に低い所もあり、夏のような暑さは収まるでしょう。北海道は18℃前後の所が多いですが、釧路は10℃に届くかどうかで、空気は冷たいままです。服装でうまく調節してください。
紫外線の性質
① 曇りの日でも油断はできません。薄い雲の場合は、紫外線の80%以上が透過します。
② 紫外線は反射する性質がありますが、反射率は地表面の種類によって大きく変わり、砂浜・水面は10~20%、コンクリート・アスファルトは10%、草地・芝生・土面は10%以下です。体に浴びる紫外線は、太陽から直接届く紫外線だけでなく、反射した紫外線も加わるのです。
③ 標高が1000メートル上昇するたびに、紫外線量は10~12%増加します。山に出かける場合は、思わぬ日焼けをしないよう日焼け止めをしっかり塗るなど、対策を心がけてください。