21日は夏至 梅雨の晴れ間で強烈な日差し 北陸など35℃以上の猛暑日 熱中症警戒
「夏至」 日中は強烈な日差し
今日21日は二十四節気の「夏至」。1年中で一番昼が長い日です。東京の日の出は4:25、日の入りは19:00で、約14時間半も昼の時間になります。またオゾン量や雲など、他の条件が同じなら紫外線量は1年の中では夏至前後に最大となるため、短時間の外出でも日傘や帽子、日焼け止めなどでしっかり対策をしてください。
日本海から前線 北海道は広く雨
北海道は午後になると日本海側から雨の範囲が広がり、夜は局地的に雷雨や激しい雨が降りそうです。明日22日にかけて土砂災害や低い土地の浸水、川の増水などに十分ご注意ください。東北北部も夜は雨の降りだす所があるでしょう。
中国地方や四国、九州は所々で雨。雷を伴って雨脚が強まることもありそうです。特に外のレジャーは、空模様の変化にご注意ください。
真夏のような暑さが続く
熱中症警戒アラートが、沖縄県(八重山地方・本島地方)、鹿児島県(奄美地方除く)、新潟県に発表されています。新潟県では、今年初めての発表です。熱中症警戒アラートが出ていない地域でも、できる限りの暑さ対策をしてお過ごしください。
北海道は昨日20日より低く、札幌は26℃でしょう。それでもこの時期としては高く、7月下旬並みの暑さです。南よりの風が強まって、夜もムシムシと感じられるかもしれません。
熱中症警戒アラート発表時 とるべき行動は
①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが最も重要です。不要不急の外出はできるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わずエアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。
②屋外やエアコンが設置されていない屋内での運動は、原則、中止や延期をしましょう。
③普段以上に熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前にこまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。
④熱中症のリスクが高い方に声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。
⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。