ゴールデンウィーク 初日は天気急変注意 後半は関東以西で夏日が連続 熱中症対策を
GW初日の26日 関東と北日本は天気急変注意
北日本は気圧の谷の影響で雲が広がりやすく、雨の降る所があるでしょう。また、この時期としては強い寒気が上空に流れ込んで、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。急な強い雨や落雷、ひょう、竜巻などの激しい突風にご注意ください。
28日~29日 雨のエリアが西から北へ
29日(火・祝)は、南岸の低気圧と前線は日本の東へと離れるため、西~東日本では晴れ間が出るでしょう。北日本付近は引き続き低気圧の影響を受ける見込みで、曇りや雨のすっきりしない天気が続きそうです。
30日(水)から5月2日(金)は、高気圧に覆われる所が多く、晴れたり曇ったりの天気でしょう。
GW後半はかなりの高温 熱中症対策を
5月に入ると、上空にこの時期としては暖かい空気が流れ込むため、関東より西の地域では平年よりも気温がかなり高くなる見込みで、最高気温25℃以上の夏日が連続する所も多いでしょう。内陸部では最高気温30℃以上の真夏日になる可能性もあります。まだ、体が暑さに慣れていない時期なので、急な気温上昇で体調を崩さないようお気を付けください。お出かけの際は、帽子や日傘を使用したり、車の中の風通しをよくしたり、熱中症を予防するための暑さ対策を心がけましょう。
あると便利な熱中症対策グッズ
① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
② 日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。
③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④ 冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。