秋は来たのか。北陸地方の2週間天気
"寒さ暑さも彼岸まで"と言われるように、北陸地方では暑さも落ち着いてきたこの頃ですが、本当に秋が来たのか。北陸地方の2週間天気を元に、9月の気温を検証します。また、あす(25日)の雨についてもお伝えします。
あす(25日)からの天気図は
あす(25日)からの天気図は、低気圧・前線と高気圧が交互に通過する秋の天気図になりそうです。迷走した台風19号は、東に進み台風の接近はないでしょう。
暑さが続くことはなく、一雨ごとに秋の気配が濃くなりそうです。
あす(25日)の雨は
あすは、日本海の北を低気圧がオホーツク海に進み、低気圧から延びる前線が北陸地方に南下する見込みです。この影響で新潟県では、昼頃から雨で雷を伴って強く降る所もありそうです。新潟県には、気象庁が2段階で発表する「大雨の警報級の可能性」のうち、下から1段目の「中」が発表されています。雨雲の発達の程度によっては、大雨警報が発表される可能性がありますので、最新の天気予報に注意してください。
2週間天気 10月1日まで
真夏日(30度以上)は28日を最後になくなりそうです。しかし、最高気温は25度以上が続く見込みです。一方朝晩は20度前後と涼しくなるでしょう。
雨は、あす(25日)だけでなく28日~29日も前線が北陸地方に南下するため注意が必要です。
2週間天気 10月7日まで
10月に入ると高気圧に覆われて晴れが多くなりそうです。秋雨前線は本州の南岸に南下して北陸地方への影響は少ないでしょう。この期間、台風の接近は予測されていませんが、海面水温は高く、日本の近くで台風の発生する可能性もありますので最新の天気予報に注意してください。
秋は来たのか
秋の気配ですが、9月の北陸県庁所在地の最高気温をグラフにしました。
網掛け部分は実績となっています。各地平年値(点線)より高く、30度以上の日が多く夏が続いていたことがわかります。しかしグラフは右肩下がりの傾向で秋は近づいています。今後の予想は30度を超える日はなくなりそうです。
9月末頃の予測気温を平年値と比べると9月初め頃の気温になります。平年より1か月ほど秋が遅れていると言えそうです。
9月22日の発表の3か月予報では、10月も平年より高い状態が続きそうで、今年の秋はゆっくりと進むでしょう。