北陸 22日(日)まで警報級の大雨のおそれ 土砂災害に注意・警戒
2024年09月19日17:12
明日20日(金)は前線が東北から北陸付近へ南下 新潟や石川を中心に雨脚が強まる
このため前線に近い新潟県や石川県能登から雨が降りだし、雨脚の強まる所があるでしょう。午後は富山県や福井県にも雨の範囲が広がる見込みです。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
21日(土)~22日(日) 前線の影響で断続的に雨 総雨量が多くなるおそれも
なお、前線の位置が予測からずれると、大雨の場所や時間帯も変わりますので、最新の情報をご確認ください。
大雨が発生 とるべき対応は
①河川や用水路には近づかないでください。普段は流れの遅い河川や用水路でも、大雨によって水かさが増したり、流れが速くなったりします。増水した用水路は道路との境目が分からなくなっていて、足を取られるおそれがあります。
②運転の際は、アンダーパスなど低い道路は避けるようにしてください。低い道路には雨水が流れ込みやすいため、すぐに冠水してしまうおそれがあります。車が水没して故障したり、水圧によって、ドアが開かなくなったりして、車内に取り残されると、非常に危険です。無理をして通らず迂回するなどの対応をとってください。
③山などの急な斜面はいつ崩れるか分からないため、決して近づかず、斜面とは反対側に避難するようにしてください。土砂災害警戒情報や大雨警報の危険度分布を細かく確認して、状況を常に把握するようにしましょう。
④地下は浸水するおそれがあるため、雨漏りなど異変を感じたら地上に移動するようにしてください。地下では、危険を察知することが遅れてしまいがちです。こまめに気象情報を確認し、速やかに地上に移動できるようにしておきましょう。
⑤上流にダムのある河川の近くに住んでいる場合は、ダムの水位情報を確認するようにしましょう。大雨が長時間にわたって降り続くと、ダムは決壊を防ぐために放流を始める場合があります。
23日(月)は前線が南に離れる 天気は回復する見込み
ただ、大雨の後で地盤が緩んだり、川が増水したりしている可能性があります。山の方へお出かけの際には十分注意してください。