来週は西・東日本で厳しい暑さ戻る 続々と梅雨明けか 梅雨明け直後は熱中症リスク高
2024年07月12日14:30
今日12日 梅雨空続く西・東日本はあまり気温上がらず
一方、すでに梅雨明けしている沖縄県の波照間島では最高気温が35.1℃と猛暑日を観測。梅雨前線の南側は真夏の空気に覆われ、体にこたえる暑さとなっていますが、来週は厳しい暑さのエリアが北へ広がっていきそうです。
来週中は西から続々と梅雨明けか
来週中頃から西・東日本でも厳しい暑さ戻る 猛暑日の所も
17日頃からは太平洋高気圧が勢力を強め、西日本・東日本で気温が日に日に上がっていきます。18日、19日は名古屋で最高気温が35℃の予想。西日本・東日本でもまた猛暑日の所が増えてきそうです。
雨で気温が下がった後の高温は、かなり体にこたえます。梅雨明け直後は熱中症患者が急増する時期でもあり、より一層、熱中症への警戒が必要です。
熱中症予防のポイント
① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、室温を確認しながら調節するとよいでしょう。特に、換気を行う場合はこまめに再設定してください。もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。