22日 雨雲の元 暖湿気流入 引き続き土砂災害警戒
2019年07月22日06:51
本州付近に暖かく湿った空気が流れ込む
九州・四国・中国地方 引き続き土砂災害に警戒
九州南部は、断続的に雨が降る見込みです。所々で雷が鳴り、宮崎の山沿いでは、午前中はバケツをひっくり返したような雨が降る所があるでしょう。
九州北部は、雨雲がかかり続けることはありませんが、昼前にかけて局地的に激しい雨が降る見込みです。予想される1時間雨量は、多い所で、熊本50ミリ、福岡40ミリ、山口、佐賀、大分30ミリ、長崎20ミリです。低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒して下さい。また、18日からの総雨量は佐賀県鳥栖市や大分県佐伯市宇目、長崎県対馬市厳原で400ミリを超えるなど、既に大雨になっており、地盤の緩んでいる所があります。夕方にかけて、土砂災害に厳重に警戒して下さい。
四国にも発達した雨雲がかかるでしょう。夕方にかけて、局地的に雷を伴って、多い所で1時間に30ミリの激しい雨が降る見込みです。高知県では17日の降り始めからの総雨量は300ミリを超えている所があり、本山町では600ミリを超えています。また、徳島県海陽町では200ミリを超えています。昼前にかけて土砂災害に警戒して下さい。
中国地方は、所々で雨や雷雨があるでしょう。17日の降り始めからの総雨量は、広島県安芸太田町の内黒山で300ミリを超えるなど、大雨になっています。今後少しの雨でも土砂災害が発生する恐れがあります。山陽では夕方にかけて警戒、山陰では夜遅くにかけて注意して下さい。
近畿~北海道 曇りや雨
北陸も雨が降りやすいでしょう。新潟では午後は局地的に雷が鳴り、雨が強く降る見込みです。
関東は、雲が多いでしょう。北部を中心に雨が降り、午後は雨脚が強まる見込みです。道路が川のようになることがあるでしょう。南部でも午後はにわか雨や雷雨がある見込みです。
東北は、雲が広がるでしょう。雨が降る時間帯がある見込みです。
北海道は、日が差す所が多いでしょう。夕方以降は日本海側で雨や雷雨の所がある見込みです。次第に南風が強まるでしょう。
きょうの予想気温
東北や北海道の日本海側は、25度くらいの所が多く、太平洋側は22度くらいの所が多いでしょう。北海道の内陸では30度くらいまで上がる所がある予想です。