月曜日は寒冷前線が通過 来週後半は朝晩冷える 東京都心では15℃以下に
2020年10月03日16:19
4日(日)~5日(月)にかけて寒冷前線通過
北海道や東北、北陸、近畿の日本海側、山陰は雨の降る所があるでしょう。特に、北海道の太平洋側や東北には、発達した雨雲やカミナリ雲がかかる見込みです。関東から九州も雲が広がりやすいでしょう。
前線の通過後は、大陸から寒気が流れ込ます。冬に流れ込むような強い寒気ではありませんが、この時期は日本海の海面水温はまだ高く、雨雲が発生しやすいでしょう。北海道や東北の日本海側、北陸では、6日(火)にかけても、雨の降りやすい状態が続く見込みです。近畿の日本海側や山陰にも、日本海で発生した雨雲がかかるでしょう。
さらに、北海道付近の上空およそ5500メートルには、一時的にマイナス24℃くらいの11月上旬並みの寒気が流れ込む見込みです。このため、雨雲は発達しやすく、カミナリが鳴ることもあるでしょう。カミナリ雲の下では、突風などの竜巻が発生することもあります。発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、建物の中など安全な場所に移動して下さい。北海道では、7日(水)にかけても雨雲がかかりそうです。
寒冷前線の通過後は秋が深まる 東京都心で最低気温10月下旬並みも
8日(木)は二十四節気の「寒露(かんろ)」。秋分から数えて15日目で、野草に露が宿る頃です。日中も肌寒く感じる日が増えてくる頃。どうやら暦通り、秋は一層深まりそうです。
これから使う寝具を晴れる日に干すなど、少しずつ寒い季節を過ごす準備をしておくとよさそうです。