雪の見通し 度々強い寒気 冬型の気圧配置が緩むときも雪に注意・警戒を
2022年01月02日17:47
2日夜は北日本を前線が通過 3日~5日頃は冬型の気圧配置 強い寒気流入
前線の通過後は、日本付近は冬型の気圧配置になるでしょう。北海道では、西風が雪を伴って急激に強まる見込みです。暴風に警戒してください。3日夜にかけて猛ふぶきや吹きだまりにより、交通に影響が出る可能性があります。日本海側を中心に雪の降り方が強まり、局地的に大雪になる恐れもあります。
3日にかけて、北海道で予想される最大風速(最大瞬間風速)は、日本海側20メートル(35メートル)、太平洋側18メートル(30メートル)、オホーツク海側12メートル(25メートル)です。
2日午後6時から3日午後6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、日本海側50センチです。
東北から北陸付近にも、日本海から雪雲が次々に流れ込むでしょう。山陰は雨雲が流れ込む見込みです。冬型の気圧配置は続き、4日にかけて、上空5500メートル付近で、北海道付近にマイナス42℃以下の寒気が流れ込む予想です。平年より7℃くらい低い気温です。大雪の目安のマイナス36℃以下の寒気が、東北北部まで流れ込むでしょう。雪の降り方が強まることがあり、山陰では、5日にかけて、平地も次第に雪に変わるでしょう。雪雲は太平洋側にも流れ込むことがある見込みです。
5日午後~6日 日本付近を気圧の谷が通過 再び強い寒気
一方、北海道から山陰の雪は、一旦弱まったり止んだりすることがありますが、低気圧の接近、通過に伴って再び雪の降り方が強まる見込みです。北海道の上空5500メートル付近に、マイナス42℃以下の寒気が流れ込む予想で、雪雲は発達しやすいことが考えられます。
7日 強い寒気の影響続く
この先、冬型の気圧配置になるときに限らず、雪に注意、警戒が必要なことがあります。今後、最新の気象情報をご確認ください。