台風5号は東北を横断中 新たに発生する台風の動向にも注意 世界の熱帯擾乱
2024年08月12日16:52
台風5号 東北を横断中 岩手県で平年8月ひと月の2倍超の雨 影響長引く
台風5号は、今後、徐々に勢力を弱め、明日13日までに日本海に進んで動きが遅くなり、熱帯低気圧に変わる見込みです。明後日14日にかけて、台風から変わった熱帯低気圧の影響が長引くおそれがあります。
東北地方を中心に土砂災害、河川の増水や氾濫、低い土地の浸水に厳重に警戒し、暴風や高波に警戒してください。
台風6号 直接の影響はないが東北や北海道では雨脚強まることも
新たな台風が発生する予想 動向に注意
熱帯低気圧から変わる台風の動向などによっては、16日頃は、東海や関東を中心に、警報級の大雨や大しけになるおそれがあります。今後、最新の台風情報をご確認ください。
台風シーズン 今後、台風など熱帯擾乱が発生しやすい海域は?
今後、8月の終わりにかけては、これまで対流活動が不活発であったフィリピンの東付近で、対流活動が活発になるでしょう。台風など熱帯擾乱が発生しやすい海域は、これまでより南になる傾向です。台風が日本から遠い海域で発生した場合は、日本に近づくまで発達を続けることが考えられます。台風シーズンです。日頃から台風への備えをしておくとよいでしょう。
ハリケーンシーズン 北大西洋で熱帯擾乱が発生しやすい状況続く
一方、太平洋東部や太平洋中部では、今後7日間は熱帯低気圧の発生はないとのことです。
北大西洋では、メキシコ湾からプエルトリコの東の海域にかけて、ハリケーンなど熱帯擾乱が発生しやすい状態が、8月の終わりにかけて続くでしょう。
インド洋の北部 向こう1週間はサイクロン発生の可能性なし
インド気象局によると、ベンガル湾やアラビア海で、今後7日間はサイクロンが発生する可能性はないとのことです。