東北 日本海側で大雪 積雪が3メートルを超えている所も
2021年02月18日13:28
18日(木) 日本海側を中心に大雪のおそれ 除雪中の事故に要注意
なお、正午までの24時間降雪量は、福島県金山で44センチ、福島県只見で40センチ、福島県南郷で35センチなど、福島県会津の山沿いを中心に雪の量が多くなっています。
今夜にかけても、日本海側では山沿いを中心に大雪となるおそれがあります。特に、地震の影響が大きかった福島県会津では積雪がさらに増えていくでしょう。大雪による交通への影響、電線や樹木などへの着雪、雪崩や屋根からの落雪に十分注意してください。
また、雪下ろしなど除雪中の事故にも注意が必要です。作業は命綱をつけて2人以上で行い、屋根から雪が落ちてくるおそれのある「軒下」には近づかないなど、無理なく慎重な作業を心がけましょう。
20日(土)~22日(月) 春を感じられる陽気に 融雪に注意
なお、気温が上昇する春先の融雪期には、全層雪崩が起きやすくなります。
【全層雪崩が発生しやすい条件】
・過去に雪崩が発生した斜面など
・春先や降雨後、フェーン現象などによる気温上昇時
・斜面に積雪の亀裂ができている
災害から身を守るために、全層雪崩の特徴を改めて確認しておきましょう。