道路の気象影響予測 大晦日31日から影響大 帰省や旅行などは最新の交通情報を確認
大晦日の夜から広い範囲でリスク大
道路の気象影響予測をみますと、北海道は大晦日(31日)の夜から雪の降り方が強まる恐れがあるため、元日(1月1日)にかけて特にリスクが高くなりそうです。大雪や猛吹雪によって、車の立ち往生が発生する恐れがあります。通行止めなど影響が出る可能性がありますので、最新の交通情報に注意し、迂回や通行ルートの見直しも検討してください。
東北と北陸も大晦日(31日)から元日(1月1日)にかけて、局地的に雪の降り方が強まりそうです。車を運転する場合は、冬用タイヤやチェーンの装着に加え、スコップや砂などの冬用装備を車に積んでおくようにしましょう。
関東甲信や東海の山沿いも、大晦日(31日)の夜から雪の降る所がありそうです。峠道を運転する場合は、冬用タイヤを装備してください。平野部は、沿岸の地域を中心に雨や風が強まるでしょう。風にあおられてハンドルをとられないようにご注意ください。
雪道運転 万が一に備えての安心グッズ
(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。
(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。
(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。
(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。
雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズを車に積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。
西日本も大晦日からリスク大
大晦日(31日)の夜から元日(1月1日)にかけて寒気が流れ込むため、内陸部や山沿いでは、雨で濡れた路面が凍結する所もあるでしょう。旅行や帰省などで、慣れていない道路を運転することが多いかもしれません。スリップ事故などにご注意ください。