低気圧が急発達で気圧変化激しい週間 31日から北海道~近畿で影響大 頭痛に注意を
向こう一週間、全国的に気圧のアップ・ダウンが大きくなりそうです。週末にかけては気圧が大きく下がるところが多くなります。気圧低下に伴う頭痛、首や肩のこり、めまい、全身倦怠感、関節痛、低血圧などにご注意ください。
広い範囲で影響度「大」
29日(水)は近畿や九州で気圧が大きく下がる見込みです。また31日(金)から11月1日(土)にかけては気圧が大幅に下がる範囲が広がり、北海道から近畿の広い範囲で影響度が「大」、加えて九州や沖縄も「中」となっています。広い範囲で頭痛、首や肩のこり、めまい、全身倦怠感、関節痛、低血圧などに注意が必要です。
週末は低気圧の影響で気圧大幅ダウン
31日(金)から11月1日(土)にかけては、低気圧が発達しながら日本付近を進む見込みです。このため全国的に雨や風が強まり、荒れた天気になる恐れがあります。また発達した低気圧などの影響で、気圧が大幅に下がり、特に北海道から近畿にかけて気圧変化の影響度が「大」となっています。気圧変化によって体調を崩しやすい方はご注意ください。睡眠や食事をしっかりとって気圧変化による体調不良の予防を心がけましょう。
気圧変化による症状が出る前にできることは?
気圧の変化によって辛い症状が出る前に、以下のような対策をとるとよいでしょう。
①早寝、早起きを心がけて、睡眠時間をしっかり取るとよさそうです。食事はしっかりと、栄養のある物を取るようにしましょう。
②ハードスケジュールにならないよう気をつけましょう。体調不良を避けられないときは、用事をずらしたりするのも効果的です。(予定変更は困難かもしれませんが)
③アルコールは控えめに。水分・塩分を十分にとるようにしましょう。(ただし、塩分は取りすぎるとむくみやすくなります)
④気圧予報をチェックする癖をつけましょう。
医学的表記監修:せたがや内科・神経内科クリニック 久手堅司先生