星に願い事を「4月こと座流星群」ピーク
2018年04月22日13:01
月が沈んだ後がチャンス、ピークは午前3時頃
流星の出現期間は毎年4月16日頃から4月25日頃で、ピーク時には条件の良い所で1時間に10個程度の流星を見ることができます。数は少ないものの、明るいものや痕を残すものがあるほか、かつては突発的に100個を超える流星が出現したこともあるとか。
「こと座」は夏を代表する星座ですが、今の季節は夜更け頃になると北東の空に昇ってきます。「こと座」の一等星で、夏の大三角形のひとつでもある「ベガ」の近くが放射点。明るい「ベガ」を頼りに空を広く見上げるとよいでしょう。観察におすすめの時間は、月が西の空に沈んだ後。東京では午前0時半ごろに「上弦」の月が沈みますので、月明かりに邪魔されず、観測に絶好のタイミングが訪れますよ。
観測できる地域は?
【九州、中国、四国】晴れる所が多く、広い範囲で観測することができそうです。太平洋側のほうが、より観測のチャンスが大きいでしょう。
【近畿、東海、北陸】あす(23日)の昼頃にかけて晴れて、流星を楽しめる所が多い見込みです。
【関東】今夜(22日)から次第に雲が多くなりますが、雲の隙間から明るく光る流れ星の様子を見ることができるでしょう。
【新潟、東北】流星がピークの時間帯は雲が広がりやすい見込みです。観測にはあいにくの空模様となってしまうでしょう。
【北海道】東部は雲が広がりやすいものの、南西部では流星観測の出来る所がありそうです。夜はこの時期らしく冷たい空気に包まれますので、暖かくして観測しましょう。
週明け月曜日の未明から明け方という時間帯ではありますが、下の星空指数も参考にしながら、ちょっと夜更かし(またはちょっと早起き!?)をして、流れ星に願い事をしてみませんか?
※追記:東海地方の予報を追加しました。