東海 2週間天気 この先曇りや雨の日が多い 気温急降下で寒暖差大 冬の寒さが戻る
今夜にかけて雨の降り方に注意
東海地方は、南からの暖かく湿った空気が入りやすい状態が続いています。今日19日15時までの24時間降水量は、岐阜県や静岡県の山間部を中心に、50ミリ以上を所々で観測しています。
今夜は、湿った空気の流れ込みが強まり、また、前線が東海地方を南下する見込みです。大気の状態が不安定となるため雨雲が発達して、局地的に雨脚が強まることがあるでしょう。南寄りの風の強い状態が続くため、横殴りの雨にも注意が必要です。また、この後も気温は高く、岐阜県山間部も雪ではなく雨で降る見込みです。今夜遅くまで雨の続く所が多く、その後は、西から次第にやんでくるでしょう。
明日20日まで季節外れの暖かさが続く
明日20日の最高気温は、静岡市(駿河区)は24℃、浜松市は23℃、名古屋市(千種区)は20℃の予想です。静岡県では動くと汗ばむ陽気となる所もあるため、調節しやすい服装がおすすめです。
【2月最高気温ランキング】
これまでの2月の最高気温は、静岡と名古屋を代表してみますと、静岡市(駿河区)では2009年2月14日に26.2℃の夏日を観測し、1位となっています。一方、名古屋市(千種区)はこれまで夏日を観測したことはありませんが、1位は2016年2月14日の23.5℃でした。2月は冬と春が行ったり来たりし、初夏のような気温を観測する時もあります。
季節外れの暖かさは、積雪の多い山で雪どけが進みます。雪崩や土砂災害など融雪災害には、引き続き注意が必要な季節です。