東海は12日にかけて警報級の大雨の恐れ 総雨量は500ミリ超えを予想 災害に警戒
今日10日は広い範囲で雨 すでに激しい雨を観測
12日(火)にかけて前線の影響で警報級の大雨の恐れ
今後の雨の見通し 予想される1時間降水量
今日10日に予想される1時間降水量(多い所で)
愛知県 40ミリ
岐阜県 40ミリ
三重県 30ミリ
静岡県 50ミリ
明日11日に予想される1時間降水量(多い所で)
愛知県 40ミリ
岐阜県 40ミリ
三重県 30ミリ
静岡県 40ミリ
48時間予想積算降水量 その後もさらに増える恐れ
岐阜県では、濃いピンク色で示される300ミリ~500ミリが広く予想され、一部では紫色で示される500ミリ超えが予想されています。平年の8月1か月分以上の大量の雨が一気に降る恐れがあります。その後も、さらに雨量が増える所がある見込みです。
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に警戒し、竜巻などの激しい突風、落雷、ひょうに注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
お盆休みの旅行や帰省などで、慣れない土地にいらっしゃる方も多いと思います。周囲の状況、最新の気象情報に注意してお過ごしください。
大雨が発生 とるべき対応は
① 河川や用水路には近づかないでください。普段は流れの遅い河川や用水路でも、大雨によって水かさが増したり、流れが速くなったりします。増水した用水路は道路との境目が分からなくなっていて、足を取られるおそれがあります。
② 運転の際は、アンダーパスなど低い道路は避けるようにしてください。低い道路には雨水が流れ込みやすいため、すぐに冠水してしまうおそれがあります。車が水没して故障したり、水圧によって、ドアが開かなくなったりして、車内に取り残されると、非常に危険です。無理をして通らず迂回するなどの対応をとってください。
③ 山などの急な斜面はいつ崩れるか分からないため、決して近づかず、斜面とは反対側に避難するようにしてください。土砂災害警戒情報や大雨警報の危険度分布を細かく確認して、状況を常に把握するようにしましょう。
④ 地下は浸水するおそれがあるため、雨漏りなど異変を感じたら地上に移動するようにしてください。地下では、危険を察知することが遅れてしまいがちです。こまめに気象情報を確認し、速やかに地上に移動できるようにしておきましょう。
⑤ 上流にダムのある河川の近くに住んでいる場合は、ダムの水位情報を確認するようにしましょう。大雨が長時間にわたって降り続くと、ダムは決壊を防ぐために放流を始める場合があります。