中国地方 明日16日 日本海側を中心に雷雨 竜巻やひょう 瀬戸内側は天気急変も
明日16日 上空の寒気と湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定
日本海側を中心に雨や雷雨 瀬戸内側でも天気急変
比較的晴れている時間が長い瀬戸内側でも天気が急変し、にわか雨や雷雨の可能性があります。急な強い雨や落雷、突風、降ひょうに注意が必要です。
農作物や農業施設の管理にも注意してください。
なお、朝は冷え込みが弱まり、最低気温は内陸部で10℃前後、沿岸部は15℃前後でしょう。日中の気温は今日15日ほど上がらず、最高気温は20℃前後の見込みです。各地とも平年より低いでしょう。また、西寄りの風がやや強い見込みです。
雷から身を守るには
急に強い雨が降り、落雷する恐れがあるため、頑丈な建物内に入るなど、安全を確保していください。
雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、電柱や建築物などの高い物体のてっぺんを45度以上の角度で見上げる範囲で、その物体から4m以上離れたところ(保護範囲)に退避します。 高い木の近くは危険ですから、最低でも木の全ての幹、枝、葉から2m以上は離れてください。両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。
単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。
ひょうの被害を防ぐには
①ひょうが人へ当たると、ケガをしてしまいます。また、屋外に駐車した車に、ひょうが落ちてくると、傷がついてしまいます。ひょうが降ってきたら、頑丈な屋根のある建物の中へ避難しましょう。
②家の窓ガラスに、ひょうが当たると、ガラスが割れてしまいますので、雨戸やシャッターがあれば閉めておくのがおすすめです。雨戸やシャッターがなければ、カーテンを引いておくだけでも、割れたガラスが室内に飛び散るのを、少しでも防ぐことができます。
③農作物は、事前に網で覆うと、ひょうが直接当たることを防ぐことができます。網は、なるべく目の細かい物を使用してください。また、ひょうが網の上にたまると、その重みで、網が破けることもありますので、網をしっかり取り付けることが大切です。