約1世紀ぶりの珍事? 札幌で夏日多くて真夏日なし
7月に真夏日なしは11年ぶり
しかし、夏日の日数は昨日の時点で21日と、平年の14.8日を大きく上回っており、昨年、一昨年(ともに夏日17日)よりも多くなっています。
真夏日がない7月は夏日の日数も少ないことが多く、直近で真夏日がなかった2009年の7月は、夏日の日数は8日、その前に真夏日がなかった2003年7月は夏日がわずか5日となっています。
それに対して今年は、真夏日がない一方で夏日の日数が平年よりかなり多く、珍しい気温の上がり方になっています。7月の札幌で夏日の日数が20日以上、真夏日の日数が0、というのは、統計開始以来、1927年の一度しか記録しておらず、今年は93年ぶり、約1世紀ぶりの記録が生まれそうです。
8月は一気に暑く
これまで極端に暑くなることがなく、比較的しのぎやすい気温が続いていましたが、その分一気に来る来週以降の暑さは体に堪えそうです。熱中症や食中毒の危険がかなり高くなりますので、体調管理には十分にご注意ください。