週末は梅雨前線が北海道に? 道南方面を中心に警報級の大雨の恐れ
梅雨前線が北上 最大で24時間150ミリの大雨に
前線の接近に伴い、北海道では明日昼過ぎに道北や道央、道南の沿岸で雨が降り出し、夕方から夜にかけて道北や道央、道南方面の各地に雨の範囲が広がります。明後日(22日)午前中は道東方面も含めて、全道的に雨となるでしょう。
雨のピークは明日夜から明後日の朝にかけての見込みです。大気の状態が不安定になるため、雷や突風などを伴って降り方が強まり、1時間で最大30ミリの激しい雨の降る恐れがあります。
明日正午から明後日正午にかけて予想される24時間降水量は、道央や道南方面の多い所で150ミリ、道北の多い所で120ミリなど、100ミリを超える大雨となる見込みです。大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分な注意が必要です。また、前線の動向などによっては警報が発表される可能性もあるため、最新の気象情報にも注意して下さい。
天気崩れても暑さは続く 湿度も高めで蒸し暑く
明日21日は旭川や網走で最高気温28℃、北見では最高気温29℃と、真夏並みの気温が予想されており、札幌では明日21日、明後日22日とも最低気温が20℃と、朝晩もなかなか気温が下がらない見込みです。
雨の影響で湿度も高いため、この時期としてはかなりの蒸し暑さ、寝苦しさになりそうです。熱中症や食中毒に十分注意して下さい。
なお、23日月曜日には前線は東北付近に南下するため、広い範囲で晴れ間が戻る見込みです。内陸では30℃近くまで上がる所が多くなるため、引き続き暑さ対策が必要です。