北海道は冬にかけて気温は高め 暖冬で少雪傾向だがピンポイントでドカ雪に?
ただ、低気圧に伴うドカ雪の可能性は例年よりも高いため、どこか一カ所だけが平年を大きく上回る大雪に見舞われるなど、極端な雪の降り方になるかもしれません。
エルニーニョ現象が続く 今年は秋が長いが冬の始まりの頃には急な大雪も?
現在エルニーニョ現象が発生中で、今後も冬にかけて続く見込みですが、エルニーニョ現象が発生しているときの10月から12月の北日本は、気温は平年より高く、太平洋側は降水量が平年より多い傾向があります。今年はエルニーニョ現象時の特徴、傾向がしっかりと現れそうです。
北海道では今年の10月から12月の3か月間は平均気温は各地域とも平年より高くなる見込みです。特に今年は9月に入ってからの気温がほぼ平年並みで推移しており、順調に季節は秋に移り変わっていますが、この先の季節の歩みはゆっくりなものとなり、ここ数年と比べても秋を長く感じられそうです。
降水量は、日本海側やオホーツク海側は平年並みの予想ですが、太平洋側は平年並みか多くなる見込みです。
特に11月、12月頃になると上空の偏西風は大陸方面で平年より南を流れ、日本付近から日本の東で平年程度まで次第に北上してくる予想であるため、南からの暖かく湿った空気が入りやすく、低気圧の影響を受けやすくなります。
これにより、太平洋側で降水量が平年より多くなりそうですが、低気圧周辺では暖気と寒気がぶつかるため、冬が近づけば、低気圧による降水も雨ではなく雪になる可能性が出てきます。
雪が全くない状態から一気に大雪となる恐れもあるため、気温が高く、季節の歩みが遅いと言っても、タイヤ交換などの冬支度はいつも通りを心がけましょう。
この冬は暖冬傾向で日本海側の雪も少なめ ただ局地的なドカ雪には注意を
この冬は大陸からの季節風が弱く、寒気の影響を受けにくくなるため、冬型の気圧配置は長続きしないとみられます。
そのため、日本海側での雪や風の強まりは例年より頻度が少なく、普段から雪の多い地域の雪の量は全体的に少なくなりそうです。
しかし、11月、12月と同様に1月以降も太平洋側を中心に低気圧の影響はいつもより受けやすくなる見込みです。そのため、低気圧に伴うドカ雪の可能性は例年よりも高いと言えるでしょう。
また、冬型の気圧配置が長続きしないため、冬型の気圧配置が弱まった際に日本海で発生する小さな低気圧によるドカ雪も、例年より多くなるかもしれません。
ひと冬を通した北海道全体の平均の雪の量は、平年並みか少なくなるとしても、低気圧に伴うドカ雪に見舞われた地域、地点だけは平年よりも雪が多くなるかもしれません。また、低気圧による雪は、冬型の気圧配置に伴う雪に比べて、一気に積雪が増える傾向があるため、交通機関を含め、生活面への影響は大きくなります。
低気圧に伴う雪は、低気圧の発生場所や進路によって、どこで降ってもおかしくありません。暖冬、少雪傾向の予想であるからといって、決して油断をせず、日々の天気予報などをしっかりと確認するようにして下さい。

