台風9号の影響 2日東北地方は夏の暑さ復活
9月がスタートしたきょう、東北地方は太平洋側を中心にいったん暑さが和らいでいます。ただ、あす2日(水)は、台風9号の影響で夏の暑さがぶり返すでしょう。熱中症には十分にお気をつけ下さい。
9月スタート 日本海側と太平洋側で天気クッキリ
太平洋側は、千島付近に中心を持つ高気圧から吹き出す冷湿な東よりの風の影響を受けるでしょう。きょうの夜にかけても雲が広がり、沿岸地域を中心に雨が降ったり止んだりになるでしょう。傘が手放せない一日となりそうです。一方で日本海側は、夜にかけても晴れる所が多い見込みです。洗濯物もすっきり乾きそうです。
あす2日(水)夏の空気に入れ替わり日本海側を中心に真夏日
あす2日(水)は、北の高気圧が北日本からはなれ、台風9号が九州の西の海上を北上する予想です。この影響で、東北地方を吹く風は東よりから南よりに変わり、流れ込む空気の性質も、冷涼なものから暖湿なものに変わるでしょう。東北地方のあすの最高気温はきょうより高く、日本海側は30度以上の真夏日なる所が多い予想です。太平洋側は30度以下の所が多くなりますが、きょうとの気温差が大きいため、体にこたえる暑さとなりそうです。熱中症にはくれぐれもお気をつけください。
季節は秋 宮城県蔵王町で梨祭り
向こう一週間、東北地方は真夏の暑さが続く見込みですが、果物の世界では、季節は順調に進んでいるようです。宮城県内一の生産量を誇る蔵王町では、秋の味覚【梨】が旬を迎え、5日(土)、6日(日)は梨祭りが行われる予定です。例年、町内の果樹園の皆様が収穫した、もぎたての梨が並びます。夏の暑さが復活する東北地方ですが、冷蔵庫で冷やした梨からあふれる果汁は、熱中症対策にも良さそうですね。