関東週間　師走のはじめは雨風強まる　気温の落差に注意(気象予報士佐々木　絵梨 2021年11月28日)

あす月曜日

あす月曜日は移動性の高気圧に覆われて、上空の寒気も次第に抜けていく見通しです。各地とも、一日を通してよく晴れるでしょう。ただ、朝は放射冷却が効いて、冷え込みが強まりそうです。内陸では最低気温が0度未満の冬日となる所があるでしょう。日中も空気は冷たいままで、日差しの暖かさは今ひとつとなりそうです。

師走は雨でスタート　次第に初冬らしい寒さへ

あさって火曜日は西から前線が近づいてきます。関東では、前線が近づく前から雨の降り出す所があるでしょう。内陸を中心に晴れ間がありますが、沿岸部は午前中から雨の降る所がありそうです。夜遅くになると前線本体の雨雲がかかりはじめ、内陸にも雨の範囲が広がる見込みです。

月が替わり、12月1日の未明から朝にかけてが雨のピークとなりそうです。前線通過に伴って、南部では南よりの風が強まるでしょう。沿岸部ほど活発な雨雲がかかりそうです。なお、日中は平野部では天気が急速に回復に向かうでしょう。ただ、一時的に冬型の気圧配置となるため、北部の山沿いなどは雨や雪の降りだす所がありそうです。

木曜日以降は晴れ間のでる日が続きますが、上空には寒気が流れ込んできます。師走らしい寒さが続くでしょう。週の前半から後半にかけて、気温が大きく変化します。体調を崩さないよう、お気を付けください。