今夜は「きぼう(ISS)」が見られる所が多い
2020年05月17日12:03
見られる時刻
きょう17日、19時55分頃から20時頃に、日本の上空を通過します。上の図は各地の最大仰角の時刻と見える方角で、この時刻の2~3分前から見え始める所があります。
明るい星のような光が、飛行機よりも速めのスピードで、流れて行くように見えます。望遠鏡などを使うと、視野が限定されてしまい、見逃す可能性がありますので、肉眼で探すと良いでしょう。
見られる地域
ただ、きょう17日は、多くの所で見られるチャンスです。
北海道は日中は雲が多いものの、夕方から次第に晴れてくるでしょう。夜は冷えますので、暖かくして観察しましょう。東北は雲が多いですが、雲の隙間から「きぼう」を見られる所もありそうです。北陸も夕方以降に雲が広がりますが、石川県や福井県ほど見られる可能性が高いでしょう。関東は南部を中心に大体晴れて、今夜こそは見られるチャンスです。東海から中国四国、九州北部も晴れて、バッチリと見られそうです。九州南部や沖縄は雲が広がり、残念ながら見ることができないでしょう。
部屋から観察するときは、できるだけ暗くして、夜空を見上げてみると良いでしょう。