お盆期間の高速道路の運転 局地的大雨に注意 台風の影響も
2024年08月07日16:01
お盆期間中の高速道路への気象影響予測
今日7日(水)午前9時現在、父島の南西約170キロにある熱帯低気圧が今夜にも台風に発達し、10日(土)にかけて関東の東から三陸沖を北上する見通しです。
期間の前半(8月8日(木)~13日(火))は、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込む影響で、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。このため、北日本から東日本を中心に、局地的な大雨や雷雨など天気の急変に注意が必要です。特に、東北太平洋側や関東甲信、東海を中心に9日(金)にかけては、局地的な大雨に警戒をしてください。
なお、台風が近づくタイミングや直接的な影響が出始めるタイミングは、今後の状況によって前後する可能性があります。また、予報が大きく変わり影響を受けるエリアが大きく変わる可能性もありますので、最新の気象情報をこまめに確認するようにして下さい。交通情報も合わせて確認し、状況に応じて予定の変更なども検討するようにしてください。
雨の日に高速道路を運転する際の注意点
雨で路面が濡れると、ブレーキが利きにくくなり、アクセルを踏んだ時やカーブする時にタイヤが滑りやすくなります。雨による速度制限がかかっているときにはスピードを落とし、前方の車との車間距離は十分に取るようにしましょう。
<昼間でもヘッドライトを点灯する>
雨が降っている日はフロントガラスに絶えず雨粒が落ちてくるため、視界不良になります。ワイパーを動かしていればある程度雨粒を取り除けますが、排水しきれないほどの大雨が降っているときは前方が見えにくくなりますし、大型車の跳ね上げる水しぶきに視界が奪われてしまうこともあります。
日差しが少ない分、周囲が暗く、見通しが悪くなるため、暗いと思ったら昼間でもヘッドライトを点灯させ、他の車に自車の存在をアピールしましょう。
<日ごろからのメンテナンスが大切>
高速道路を運転する前は、燃料は十分か、タイヤの空気圧は適当か、タイヤの溝の深さは十分かなど、点検をしておくことが大切です。ワイパーの拭きスジや拭きムラなどがある場合は、ワイパーを交換し、雨の日の運転に備えるようにしましょう。