台風20号が最接近 小笠原諸島は今夜大荒れの天気に 猛烈な風に厳重警戒を
2021年10月28日17:59
台風20号 発達しながら小笠原諸島に接近中
父島や母島はすでに、風速15メートル以上の強風域に入っています。また、周辺の海上では波が高まってきています。小笠原諸島では、暴風や高波、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、川の増水や氾濫に警戒してください。
暴風・高波・土砂災害に厳重警戒
また、海上では猛烈なしけとなります。海岸付近には近づかないようにしてください。高潮にも注意が必要です。父島のきょう(28日)の満潮時刻は午後8時24分です。海水が堤防などを越えてくることもあります。外出はなるべく避け、外出する場合も、車の運転など十分に注意してください。
小笠原諸島できょう(28日)からあす(29日)にかけて予想される最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートルです。
予想される波の高さは、きょうは、8メートルのち10メートルでうねりを伴うでしょう。あすは10メートルのち5メートルでうねりを伴うでしょう。
また、きょう予想される1時間降水量は多い所で50ミリ、あすも50ミリです。
あす午後6時までの24時間に予想される降水量は、多い所で180ミリの見込みです。
また、伊豆諸島南部でもあす昼前から夕方にかけて大しけとなりそうです。伊豆諸島南部であす予想される波の高さは、4メートルのち6メートルでうねりを伴うでしょう。
29日は天気回復 海上では影響残る
ただ、台風が離れたあとも、波はうねりを伴ってしけの状態が続く予想です。海上ではしばらく影響が残るため、沿岸では警戒が必要です。