週末にかけて関東・東北などで発雷確率高い 大気の状態不安定で天気急変に注意
18日(金) 東日本・北日本は天気急変に注意
一方、東海から北海道は、緩やかに高気圧に覆われるため、日差しが出て暑くなりそうです。ただ、高気圧の縁をまわって湿った空気が流れ込むため、午後を中心に大気の状態が不安定になるでしょう。所々で激しい雨が降りそうです。
発雷確率をみると、東北や関東甲信の山沿いを中心に高くなっていて、特に東北南部では70%以上となっています。日差しが出ていても急にカミナリが鳴ってザッと強い雨が降ることがあります。天気の急変にご注意ください。
なお、北海道は台風から変わる見込みの温帯低気圧が近づくため、暴風や高波に警戒・注意をしてください。
19日(土)・20日(日) 東日本・西日本の広い範囲で大気の状態不安定
ただ、この高温と、湿った空気の影響で、午後は大気の状態が不安定になりそうです。土曜日は関東甲信で発雷確率が高くなっていて、日曜日はさらに不安定な範囲が広がるでしょう。
夏休みのレジャーやお出かけを計画している方も多いと思いますが、特に山沿いでは天気が変わりやすいため、急な強い雨や落雷などに注意してください。また、川でのレジャーも、まとまった雨が降ると急に水かさが増したり、流れが速くなったりすることがあります。「雨雲レーダー」で気象の情報を確認するようにしてください。
東北は気圧の谷の影響で、雨が降りやすいでしょう。北海道も雲が広がりやすく、雨の降ることがありそうです。
雷雲が近づくサイン その時どうする?
雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。
単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。