2024年-2025年冬 スキー場の雪の見通し 今シーズンは平年並みか多い予想
この冬は、ラニーニャ現象時の特徴が明確になっており、日本列島に寒気が流れ込みやすく、気温は全国的に平年並みになるでしょう。日本海側の降雪量も平年並みか多い見込みです。現在、日本海の海水温が平年よりも高いため、寒気が流れ込むタイミングで大雪になる可能性があります。また、気温が長期にわたり平年より低くなる時期もあり、寒さにも注意が必要になります。
今シーズンのスキー場の雪 多くのスキー場で平年並みか多い
2024年12月 冬型の気圧配置が強まりやすい
12月上旬から中旬にかけては、冬型の気圧配置は強まりやすく、多くのスキー場で降雪が予想されます。その後、下旬も冬型の気圧配置が強まりやすく、強い寒気が流れ込む日もあると考えられます。強い寒気が流れ込むタイミングでは、ゲレンデまでのアプローチで大雪や吹雪になることもありますので、ゲレンデコンディションに加え、交通情報など、天候の影響をよく確認するとよさそうです。
スキー場では上旬には雪が積もり始め、中旬になるまでには多くで十分な積雪になると考えられます。滑走可能な状態になる所が多いと予想します。冬季に晴天の多いエリアのスキー場では、降雪は少ないため、ゲレンデは人工降雪機の雪となることが多いと予想されます。
2025年1月と2月 大雪や吹雪・低温などコンディション悪化の可能性も
2025年2月は、北日本・東日本の日本海側のスキー場では、平年と同様に雪の降る日がある見込みです。気温も平年並みで、乾いた雪が主体となるでしょう。一時的に、大雪や吹雪・低温でコンディションが悪くなることがある見込みです。冬季晴れる日が多いスキー場では、平年と同様に晴れるため、降雪は少ないでしょう。