春分の日 全国的に風がヒンヤリ 北陸以北は大荒れ
2020年03月20日06:38
きょうは「春分の日」
北海道や東北、北陸は雨または雪が降りますが、関東から西は晴れて、日が長くなってきたことを実感できるでしょう。ただ、風の向きが「北または西より」に変わるため、きのうほどの暖かさにはならない見込みです。
北陸以北は雨や湿った雪 暴風・高波に警戒
【各地の天気】
北海道は、南西部と北部の沿岸部を中心に風が強く、陸上で20m/sと、何かにつかまらないと立っていられないほどの非常に強い風の吹く所があるでしょう。日中は広く雨で、雪解けが進むため、低い土地の浸水や道路の冠水、川の増水にご注意ください。気温の下がる夜は、雨から湿った重い雪に変わり、急に積雪の増える所もあるでしょう。路面状況が、日中と夜とで大きく変わりそうです。
東北と北陸は断続的に雨。日本海側ほど大気の状態が不安定で、雷雲が発達しやすい状況です。落雷や突風が発生したり、ヒョウの降ってくる所もあるでしょう。また、風が強く、陸上で18m/s前後と、傘を差して歩けないほどになりそうです。
関東から西は、朝までは雨の所がありますが、昼前から広く晴れ。北または西よりの風がやや強く吹くでしょう。
気温 きのうほどは上がらず
北海道と東北北部は8度前後、東北南部と北陸は12度前後。関東は20度くらい、東海から九州は16度前後の所が多く、沖縄は22度前後の予想。
晴れる関東以西では、日差しのもとでは暖かくても、日陰では風のヒンヤリ感が際立ちそうです。きのうの日中は、薄着で過ごした方も多いと思いますが、きょうは羽織る物やストールなどが役に立ちそうです。