週間 7日頃~強い寒気 北は猛吹雪の恐れ 雪の範囲は再び九州まで広がる
天気の傾向
その先、7日~9日は広い範囲で雪が強まります。
低気圧が発達しながら北日本を通過。これを境に、平地に大雪を降らせるような強い寒気(上空1500m付近でマイナス9度以下)が、四国や九州まで覆ってくるでしょう。
北海道と東北は低気圧の影響で暴風が吹き荒れ、車の運転が困難なほどの猛吹雪になる恐れもあります。また、釧路など、今シーズン雪がほとんど積もっていない北海道太平洋側の沿岸部でも、急に積雪が増えそうです。北陸から山陰も大雪や吹雪に。さらに、東海、近畿太平洋側、四国、九州(南部も含む)にかけても雪雲が流れ込み、平地も雪の積もる所があるでしょう。交通の乱れに加え、停電などで生活に影響が出ることも考えられます。
車の冬装備を改めて確認したり、食品や飲み物を多めに確保したりと、備えをしておくと安心です。
10日以降は、次第に雪の範囲が狭くなり、降り方も落ち着いてくるでしょう。
気温の傾向
その先は、厳しい寒さが次第に和らぐでしょう。tenki.jpの「2週間天気」によりますと、13日頃からは気温が平年より高い所が多くなりそうです。関東から西は日中の気温が10度を超えて、15度くらいまで上がる所も。東北や北海道も、降るものが雪ではなく雨になる所がありそうです。