今日12日 西日本・東日本に活発な雨雲 局地的には滝のような雨 土砂災害など警戒
2024年07月12日05:53
梅雨前線 西・東日本の太平洋側に延びる
九州は、昨夜(11日)から今日(12日)の未明にかけて雨脚が強まり、南部を中心に、地盤の緩んでいる所や、増水している川があります。昼前後には雨の降り方がいったん落ち着いて、やむ所も多くなりそうです。ただ、夕方以降は雨が再び強まってくるでしょう。
中国地方は、広く雨が降るのは朝のうちまで。日中も所々に雨雲がかかります。
四国は朝のうちまで、近畿と東海は昼頃までが雨のピークで、太平洋沿岸の地域を中心に、道路が一気に冠水するような非常に激しい雨の降る所がありそうです。まとまった雨雲が離れたあとも、にわか雨の可能性があります。
関東甲信は昼頃から夕方にかけて雨脚が強まり、局地的には激しく降るでしょう。
北陸は雲を通して日が差しますが、急な雨にお気を付けください。
東北は広く晴れるでしょう。ただ、前線に比較的近い福島県では雨が降ったりやんだりで、雨脚の強まる所もあります。
北海道は、気圧の谷が近づくため曇りや雨。北部ほど、雨の時間が長くなるでしょう。
沖縄は、おおむね晴れそうです。
予想される雨の量
九州南部:120ミリ
関東甲信地方・東海地方・近畿地方・四国地方・九州北部地方:100ミリ
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。
また、各地、大気の状態が不安定で、落雷や突風にも注意が必要です。
蒸し暑さが続く
関東は、昨日ほど上がらないものの広く25℃を超える予想で、東海から九州にかけては30℃前後の予想です。沖縄は33℃前後でしょう。
35℃を超えるような極端な高温の所はなさそうですが、湿度が高く、蒸し暑く感じられそうです。ノドが渇く前に、こまめに水分をとるなど、熱中症対策を心掛けてください。