関東 明日16日は台風7号の接近で広く大雨に 沿岸部では暴風も
2024年08月15日09:41
台風7号 発達しながら北上中
今後、発達しながら北上し、強い勢力となって、明日16日に関東へ接近する恐れがあります。
関東では雨と風が強まり、荒れた天気となるでしょう。
予想される雨の量は、16日6時から17日6時までの24時間で(いずれも多い所)
関東地方北部 300ミリ
関東地方南部 300ミリ
甲信地方 200ミリ です。
予想される最大風速(最大瞬間風速)は
関東地方の海上 40メートル(60メートル)
関東地方の陸上 30メートル(45メートル)
甲信地方 15メートル(30メートル) です。
各地、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要で、
沿岸では暴風にも厳重な警戒が必要です。
16日(金) 荒天のピークは「昼頃~夕方」の所が多い予想
比較的穏やかな今日(15日)のうちに、買い物を済ませたり、屋外にある飛ばされやすい物を片付けたりと、台風対策をなさってください。また、強風による電線の損傷や、落雷によって、停電が発生し、冷房が使えなくなることも考えられます。凍らせたペットボトルや保冷剤を多めに用意するなど、備えをしておくと良さそうです。
荒れた天気のピークの際は、できる限り外出を控えたいところですが、仕事などでやむを得ない場合、交通機関が大きく乱れることを想定して、余裕を持った行動を心掛けてください。
停電への備え
停電が発生すると、エアコンや扇風機が使えなくなり、室内の気温や湿度が急上昇して、熱中症のリスクが高まります。事前に、冷やしたペットボトル入りの水や麦茶、スポーツ飲料、冷却グッズ(ネッククーラーや保冷剤など)を用意しておくとよいでしょう。クーラーボックスやうちわ、携帯型扇風機もあると役立ちます。衣服は通気性の良い素材や、速乾性に優れた素材のものを選びましょう。
停電になった際は、薄着になってこまめに水分を摂取しつつ、保冷剤や氷、水でぬらしたタオルなどで体を冷やして、体温の上昇を抑え、熱中症を防いでください。