今日7日 引き続き 関東や東海などで猛烈な暑さ 熱中症対策を万全に
気温も湿度も高い
最高気温は、ここ数日と比べると低めですが、それでも全国的に平年並みか高い予想です。
東京都心や名古屋市をはじめ、関東甲信と東海を中心に35℃以上の猛暑日の所があるでしょう。北陸など、雨の降る時間が長い日本海側の地域でも広い範囲で30℃を超えそうです。
各地、湿度も高く、体の熱が逃げにくい状況で、熱中症対策が欠かせません。こまめな水分補給、適度な塩分補給を心がけてください。
めまいや立ちくらみがする、足がつりやすくなる、軽い頭痛や吐き気がするなど、少しでも体調に異変を感じたら、すぐに涼しい所で休憩を。濡らしたタオルや冷たいペットボトルなどを使って、速やかに体を冷やすことが大切です。
関東以西の多くの地域に 熱中症警戒アラート
東北をはじめ、熱中症警戒アラートが出ていない地域でも、暑さ指数31以上の所が多く、熱中症対策が欠かせない状況です。
熱中症の症状
はじめは「手足がつる」「立ちくらみ」「めまい」「生あくび」「筋肉痛」「筋肉のこむら返り」などです。また、汗が止まらない、あるいは、汗が出ないなど「汗のかき方がおかしい」というものもあります。
他にも「なんとなく体調が悪い」「すぐに疲れる」というのも初期症状です。また、周囲の方から見て「イライラしている」「フラフラしている」「呼びかけに反応しない」「ぼーっとしている」といった、いつもと違う症状も、熱中症を疑うポイントです。
症状が進むと、「頭痛」「嘔吐」「虚脱感」「倦怠感」「集中力低下」「判断力低下」などが起こります。
応急処置をしても症状が改善されない場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。自力で水が飲めない、応答がおかしい時は、ためらわずに救急車を呼んでください。