今日2日も広い範囲で猛烈な暑さ 関東の内陸では40℃に迫る所も 熱中症に警戒を
強い日差しと南風 気温が速いペースで上昇
今日2日(火)も、気圧配置が昨日とほとんど変わりません。
日本の北を低気圧が進み、南には高気圧。広く晴れるうえに、南からの暑い空気が流れ込みやすい状況です。
朝から気温が速いペースで上がり、猛暑日の地点数は昨日と同様に200を超える予想です。埼玉県熊谷市で39℃など、関東の内陸では40℃に迫る所もあるでしょう。
※予想最高気温は、気象庁発表(午前5時)の値
今日も熱中症対策が欠かせません。こまめな水分補給、適度な塩分補給を心がけてください。
めまいや立ちくらみがする、手足がしびれる、足がつりやすくなる、軽い頭痛や吐き気がするといった症状は、熱中症のサイン。少しでも体調に異変を感じたら、すぐに涼しい場所に移動して体を冷やし、速やかに体温を下げることが重要です。
熱中症の応急処置
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。
猛暑のピークは明日3日まで その先もしばらく厳しい残暑
その先、猛暑日の地点は次第に減少するでしょう。それでも、この時期としては気温がかなり高く、少なくとも今月の中頃までは厳しい残暑が予想されます。まだしばらくは、熱中症対策の欠かせない日が続きそうです。